○ホールディング時の記録について図付きのこちらもご覧ください)
 ホールディングには三つの可能性があります。
 @スクリメージラインの手前で、ホールディングが発生。
 Aスクリメージラインを超えて、かつランナーがタックルされた地点より手前で、ホールディングが発生。
 Bスクリメージラインを超えて、かつランナーがタックルされた地点より後方で、ホールディングが発生。

 →@の場合のみ、ランナーには記録がつきません。
 →Aの場合、ホールディングが発生した地点までランナーに記録がつきます。
 →Bの場合、ランナーがタックルされた地点までランナーに記録がつきます。

 ☆例)自陣20ヤードからの1stダウン10のラン攻撃で…
 @の例:自陣25ヤードまで前進。しかし自陣19ヤードでホールディング
 →ランナーの記録なし。プレビアススポットから10ヤード罰退で、次は自陣10ヤードから1st-20。
 Aの例:自陣25ヤードまで前進。しかし自陣23ヤードでホールディング
 →ランナーに1回3ヤード記録。反則地点から10ヤード罰退で、次は自陣13ヤードから1st-17。
 Bの例:自陣25ヤードまで前進。しかし自陣30ヤードでホールディング
 →ランナーに1回5ヤード記録。ランエンドの地点から10ヤード罰退で、次は自陣15ヤードから1st-15。

※play by playでボールの位置と反則名を正確に記録していれば後で逆算できます。
・自陣30ヤードからのラン攻撃でホールディングの反則があり、次は自陣20ヤードからダウンの繰り返し(1st-20)だった
 →@の例。つまり、スクリメージライン後方でホールディングが発生している。なので記録なし。
・自陣30ヤードからのラン攻撃でホールディングの反則があり、次は自陣27ヤードからダウンの繰り返し(1st-13)だった
 →AかBの例。つまり、スクリメージライン前方でホールディングが発生している。A、Bのどっちであっても、1回7ヤードの記録。
・自陣30ヤードからのラン攻撃でホールディングの反則があり、次は自陣33ヤードからダウンの繰り返し(1st-7)だった
 →AかBの例。つまり、スクリメージライン前方でホールディングが発生している。A、Bのどっちであっても、1回13ヤードの記録。


 ですので、とにかくボールの位置と反則名を忘れず記録しておいてください。